うつ診断は専門のクリニックで受けよう~ココロの病気をカルク~

治療を知る

うつ病の治療法について

うつ病の治療で主流なのは、薬物治療です。軽症の場合は薬を使わず、認知行動療法やカウンセリングを行っていく場合もあります。もちろんこれらは薬物治療と並行して行われる場合もあります。認知行動療法とは、自分の考え方や行動のくせを振り返り、見直していくものです。 このうちカウンセリングは保険が効きませんので、一回8000円前後の負担となります。薬物療法の場合は保険が適用となりますので、平均して年間で10万円ほどの負担となります。 その他最近新しく注目されているのが、TMSと呼ばれる経頭蓋磁気刺激法です。アメリカで普及している新しい治療法ですが、現在日本では保険適用とならないため自由診療となり、一回で数万単位の負担となります。

診断方法の歴史について

うつ病の診断の歴史は、まだ浅いと言えます。うつ病の原因がわからず、特異な人がかかる病気とみなされていたり、そもそも身体の病気と比べて軽視されていたという背景があるからです。しかし1980年代以降に普及した、米国精神医学会のDSMと呼ばれるマニュアルが登場してから、少しずつ精神科医療の現場の診断が体系的になっていきました。 DSMとは、精神疾患の診断・統計マニュアルのことで現在では世界の臨床現場で標準的に用いられています。これまでに何回か改良が加えられており、現在は5番目まで出されています。2番までは原因からうつ病の分類がなされていましたが、3番からは症状からうつ病の分類がされるようになり、誰にでも使いやすく便利で効率的に診断できるようになりました。